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節約術 経費削減の基本

【業界別】経費削減のおすすめ方法をご紹介

2022年4月17日

【業界別】経費削減のおすすめ方法とは?

経費削減を図るには、経費の負担が多いのはどんな費用かを明確化し、経費節減がしやすいコストから順にカットしていくのがおすすめです。
業種によって、かかる経費の内容や割合が異なり、カットしても大きな影響がない費用とカットすることで業務に支障が出る場合や将来的に問題となるケースもあります。


そのため、経費節減の方法は業界ごとの特徴を捉えて、最適な方法を検討していくことが大切です。
ここでは美容室、飲食店、店舗、会社の業界別に、経費削減のおすすめ方法をご紹介します。

 

 

美容室の経費削減

美容室といっても、個人経営のお店から複数のスタッフを雇っているお店、チェーン店まで幅広くありますので一概には言えません。
美容室の経費削減にあたっては、どんな費用が多くかかっているかを分析して明確にすることが大切です。


美容室の経費で多くを占めるのは、カット専門店など一部のケースを除き、シャンプーなどに欠かせない水道代です。
スタッフを雇っている美容室なら、人件費も多くを占めます。

 

 

水道代の経費削減対策

顧客1人につき、最低でも1回~2回のシャンプーが行われ、カラーリングをすれば多くの水を消費します。
スタッフの手洗いや掃除、タオル類の洗濯など美容室で水道を使う機会は多いです。
水道の節水対策としては、最も多く水が使われるシャンプー台のシャワーを節水タイプのヘッドに交換するのが良いでしょう。


単純に水道が出る量を絞ってシャワーを流すと、思うように流せず、かえって手間がかかったり、顧客に不快感を与えたりするのでNGです。
節水型のシャワーヘッドは、細かなシャワーで水圧や水流のボリュームを減らすことなく、使用量の削減につながります。
細かな水流で頭皮の汚れも落とせ、顧客にも好評が得られて、リピート率向上や集客効果も期待できるのもメリットです。

  

  

人件費の削減

若手人材を育てたいという明確な目的がないなら、シャンプーや掃除に雑用などを行わせるアシスタントやインターンは採用しないことが人件費削減につながります。
スタイリストとして成長する前に、すぐに辞めてしまうケースも多いのが実情です。
アシスタントを雇う代わりに、ベテランのスタイリストによるトータルサービスを行いましょう。


予約制にして時間枠にゆとりを持たせ、1人のお客様の対応はすべて一人で行う体制にすれば、人手不足やオーバーワークを生じさせずに、業務を回すことが可能です。
高品質なサービスでリピーターも増え、時間の管理がしやすくなることで労働環境も改善され、離職のリスクも減らせるのもメリットです。

  

【店舗やオフィスのコスト削減】デメリットとメリットを徹底解説!

  

飲食店の経費削減

飲食店ではさまざまな経費が発生します。
人件費はもちろんですが、調理や食器洗浄に使う水道代、店内の照明や空調、調理機器を動かすための電気代も高めになります。


業務用冷蔵庫や冷凍庫はお店が休業する日も、食材の品質を保つために、常に稼働し続ける必要があるため、電源を切ることもできません。
また、食材の仕入れ費用や食品の廃棄費用なども大きなコストです。
これらの経費削減ができるのか見ていきましょう。

  

  

水道代の削減

調理器具や食器など日々、大量の洗い物が発生します。
大型の調理道具の洗浄は手洗いとしても、食器類の洗浄は食器洗い機の導入でコスト削減が可能です。


食洗機は必要最小限の水で洗うことができ、節水モードが搭載されている機種もあります。
食洗機の導入により、水道代の削減をはじめ、洗い場専門のスタッフも削減または人数を減らせるので、人件費の削減にもつながります。

  

  

電気代の削減

店内照明や店舗看板のLED化、空調設備を省エネ機種に買い替える、エアコンクリーニングをしてエアコン効率を高めて電気代を抑えるなどの方法が考えられます。

  

  

仕入れコストの削減

同じ素材で同品質であれば、より安く買える業者を市場や卸問屋、ネットショップなど幅広い選択肢を比較して選びましょう。
大量に買うことで単価を安く抑える方法だけでなく、必要な量だけを予算内で買う方法も検討しましょう。


食材を余らせないことで、食材の廃棄ロスを防ぎ、売上につながらないリスクや処分費用を抑えることが可能だからです。

  

  

店舗の経費削減

店舗の経費で多くを占めるのは賃料、照明や空調などの電気代、人件費、広告宣伝費用などです。
立地は簡単には変えられないので、電気代や人件費、広告宣伝費などでカットできる方法はないか考えていきましょう。

  

  

電気代の経費削減

照明設備をLED化することで、電気代の節約が可能です。
店内の明かりだけでなく、夜間もライトアップされるショーウインドーや夜間にピカピカと光るネオン看板などもLED化することで電気代を抑えるのに役立ちます。

  

  

人件費の削減

少子高齢化でどの業界でも人材が不足し、採用が難しい時代にあって、人材を減らすのは得策ではありません。
最小限の人材でも回せるよう、営業時間の短縮や定休日を設けることも検討に値します。


来店客がほとんどない無駄な時間帯や来店数が少ない曜日がないか分析しましょう。
休業により人件費だけでなく電気代なども減らすことができるので、休んだ分の売上額以上の経費削減も可能です。

  

  

広告宣伝費

どのような方法で店舗や商品、セールなどのイベントの宣伝をしているのでしょうか。
週に何度も新聞折込チラシを入れている、地域でポスティングをしているなど、紙のチラシを使っているケースもあるかもしれません。
印刷代や配布費用などがかさむので、効果が出ていないなら見直すことがおすすめです。


チラシ限定のクーポンを発行し、どのくらいの人がチラシを持って訪れるかを調査してみましょう。
反応が薄ければ、チラシに費用をかけるのは止め、より低コストで情報配信ができるSNSなどを活用するのも一つの方法です。

  

  

会社の経費削減

会社の経費はさまざまな部分で発生しますが、大きな割合を占めるのは賃料、光熱費、人件費です。
削減しやすい経費から順に見ていきましょう。

  

光熱費

オフィスでは始業前から残業を終えて最後の一人が帰るまで、照明や空調、パソコンをフル稼働させているケースがほとんどです。
照明設備はLED化する、パソコンは省エネタイプや省エネ設定にする、空調も省エネ運転させるのに加え、夏場はクールビズ、冬場はウォームビズなども採り入れながら、社員一丸となって取り組みましょう。

さらに、電気代を下げるIoTビルオートメーション・システムも導入すると、さらに電気代のコスト削減が可能です。
IoTビルオートメーション・システムは、人がいないときの無駄な換気をなくすことで電気料金を大幅にカットします、手頃な値段ですぐに導入することができ、最大50%の電気代削減という高い効果が実感できるシステムです。

 

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人件費

人手不足の時代に人材のリストラは、あまり理想的ではありません。
一方、不足する人材は正社員を雇う方法ではなく、IT化やオートメーション化を進めて、現在の人材でも無理なく対応できる環境を整えることや必要に応じて、必要な期間だけ派遣社員を利用するなどアウトソーシングもおすすめです。

  

  

賃料

来客が多い、取引先へと電車で移動することが多いなどの事情がない限り、美容室や飲食店、店舗に比べて立地の良さは重要にはならない業界です。
そのため、駅から少し離れた賃料が安い場所に移転する、スタッフの多くがマイカー通勤なら通勤圏にあれば、郊外への移転も考えられます。
また、リモートワークの割合が多いなら、オフィスの縮小移転により賃料を大きく減らすことも可能です。

  

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まとめ

美容室、飲食店、店舗、会社と業界別の経費節減のおすすめ方法を見てきました。
業界ごとにかかる経費の大きさや影響度、削減のしやすさは違います。


共通するやり方として、経費の負担が多い費用を明確化し、経費節減がしやすい費用から削減法を考えていくことがポイントです。

  

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