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節約術 経費削減の基本

今からできる会社の経費を効果的に削減する方法に取り組もう

2022年2月28日

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情報が加速的にあふれる時代にあって、企業が生き残りを図るうえでは、ビジネスはより一層スピード化が求められ、国際的な競争力を高めることが必要になっています。


競争力を高めるうえで、行うべき対策の1つに経費の削減が挙げられます。
いかに経費を削減して生産性を高められるか、コストパフォーマンスを高めることが大切です。
今からできる会社の経費を効果的に削減する方法について見ていきましょう。
 
  
   

経費削減とは?経費削減を進める前に知っておくべきこと

  

  

省エネ

比較的取り組みやすく、効果が出やすいのが光熱費や通信費などの省エネ対策です。
省エネを図ることで企業に求められる二酸化炭素の排出量削減の目標を達成することや地球温暖化防止に取り組む環境貢献企業として社会的な信用を高めることも可能です。


電気代の節約のためにLED化を図る、省エネ空調へと見直す、パソコンの省エネ化を図るなどのほか、太陽光発電などの自家発電に取り組む、電力自由化に基づき、電気代を押さえられる契約へと見直すなどが考えられます。



  

IT化

IT化やクラウド化をはじめ、DXの促進やRPA化、IoT化など、最新のIT技術を用いて業務の効率化を図ることで、経費節減が可能です。


新しい技術やシステムの導入や見直しにあたっては、イニシャルコストをはじめ、保守点検費用やトラブル解決のためのランニングコストもかかります。
ですが、中長期的に見れば、かけたコストを上回る、業務の効率化による生産性アップや人件費の節約などが期待できます。


  

ペーパレス化

契約書類や帳簿などを電子化することや取引先への請求書や注文書、顧客とのやりとりをペーパレス化することで、

紙を購入するコストをはじめ、コピー代やFAX送受信費用、書類の郵送代や契約書に貼付する収入印紙代、書類の保管コストなどを削減できます。
 
  

ペーパレスで経費削減!メリットと注意点を解説します

  

  

人材の採用法の見直しやアウトソーシング

少子高齢化で人材の確保が難しくなっている中、人材を募集するための宣伝広告費用や人材紹介会社などに支払う費用の負担が増えていませんか。
正社員やアルバイトなど企業が直接雇用すると、給料やボーナスの支払いだけでなく、厚生年金や健康保険などの半額負担や労災保険の全額負担など、社会保険料も支払わなくてはなりません。


業務の縮小や閑散期などに人出が余っても、簡単に解雇することもできず、給料や社会保険料を負担し続けなくてはなりません。
単純業務はRPA化することや繁閑がある業務などは派遣社員の活用をする、面倒な業務は外部業者に委託するなどアウトソーシングを図ることも経費削減に役立ちます。


アウトソーシング費用は発生しますが、社会保険料の負担や定期健診を受けさせたり、メンタルヘルスなどに留意したりといった労務管理の負担も軽減されます。
人事部や総務部の負担も減らせ、業務効率アップによるコスト削減も図れるのがメリットです。


  

人材の定着率アップ

業務を分類してアウトソーシングする業務や派遣社員を利用する業務、RPA化をする業務などに分けるほか、社員による業務が求められる分野では人材の定着率アップを図るための対策を講じることも、経費節減につながります。


なぜなら、人材を採用するには人材募集のための広告宣伝経費や、書類選考や書類のやりとりなどの手間とコストがかかり、SPIなどのテスト実施のための費用も発生するからです。
新人研修や業務に必要な資格取得のための受験対策費用や受験代、合宿研修などのコストもかかります。
採用から新人育成までの期間に莫大な投資をしているにもかかわらず、すぐに離職されてしまうと、コストの浪費になってしまいます。
再度、採用から始めなくてはならず、コストの二重負担、三重負担も発生するのも問題です。


そのため、採用した人材は少しでも長く会社に貢献してもらい、実績を残してもらえるよう、働きやすい環境づくりや会社に残りたいと思ってもらえる評価体制や報酬体系を用意することも、間接的に見て経費削減につながります。
退職年齢の引き上げや定年退職者の再雇用などにより、人材を有効活用するのも一つの方法です。


  

事務所の縮小移転や統廃合

不採算店舗や実績を残せない営業所などの閉店や閉鎖、統廃合も大きな経費削減につながります。
事務所のテナント料、光熱費、通信費、人件費、消耗品費などがカットできるので、経費節減効果は大きいです。


また、近年はリモートワークを導入し、出勤する社員がごくわずかといったオフィスも増えてきました。
家賃の高い都心の広いオフィスを借りているのであれば、現状や将来予定する体制に合わせ、家賃の安い郊外の小さなオフィスに縮小移転を図ることや思い切ってオフィスを閉鎖するといった方法もあります。


   

まとめ

今からできる会社の経費を効果的に削減する方法として、省エネやDXやRPAを含むIT化、ペーパレス化をはじめ、人材の採用法の見直しやアウトソーシング化、人材の定着率アップ、不採算店舗の閉店や統廃合、リモートワークなどを踏まえた事務所の縮小移転や閉鎖などが挙げられます。



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